備忘録

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

少し前にアメリカの有名な女性が「ガンになる前に可能性のある部分を切除する」という荒技に挑戦したと聞いた。

最初に彼女の「ガン恐怖」について知ったとき「ガンに罹る前に切除する」という発想はいかにもアメリカ的で大笑いしてしまった。それ以降、特に乳ガンがらみで名前を見るたびに違和感を感じていた。

彼女が恐れているものの正体はガンではない。言動を見てわかるとおり彼女に学はなく人生は不安そのもので無学故に底なし沼で溺れている風に見える。もし学があればもう少しましな生き方が出来たのかもしれない。人生に対する不安なんて誰にでもあること。そこをみんななんとか生きているもの。

有名になったから世間が相手にしてくれているだけで彼女の実像はこの近所でで薬物中毒になっている若い女の子と選ぶところがないように感じてしまう。何年か前にメタンフェタミンで有罪になった近所の女性と雰囲気が重なって仕方がない。彼女は社会的には高いといわれる仕事をしていたのに薬物で有罪判決を受け免職になった。

この他にも似た人がいる、息子の同級生のお母さんで感情の起伏が激しい。激しいでは説明できないくらいもうめちゃくちゃ。その彼女とそっくりだ。この癌予防切除話を聞いて写真を見たらこんなに身近に何人も似た人がいることに驚いた。

はっきり言うと、なんでこんなヤバイやつが公衆の面前にでているのかが理解できない。こんな顔を見ていて不愉快にならないのか?まあ世の中は美人だけじゃなくていろんな顔があるから不美人なのは問題じゃない。でもこの人の場合は美醜というよりは見ていて不愉快になる表情。やっぱりなぜ売れるのかがとんと理解出来ない。

聞くと彼女は重篤な慈善病、寄付病らしい。寄付や慈善行為を行うことの代償として常に人からの賞賛や注目を浴びていないと不安で仕方がないんだろう。本当の寄付や慈善事業は名声とはべつの次元でやるものだけどな。

うちでは子供達に堅く言ってあることがいくつかあってそのうちの一つが寄付や慈善事業に関すること。市内に寄付者の名前の付いた施設がいくつかある。こういうのはアメリカじゃ珍しくない、でも「日本人はこんな所に名前を書かれたら恥ずかしくて死んでしまう。将来大金を寄付することがあってもこんな恥ずかしいことをしてはならない。おまえ達の寄付したお金で施設が整備されても絶対に名前を晒すな。寄付したければ黙ってお金を振り込めばいい。善意とはそういうもんや。」
その逆に、大きな功績のあった人を称える意味で公園や建物に名前が付くことがある。これは結構なことだとも。

まあアメリカ人だから仕方のない部分があるのかもしれないけれど重篤な寄付病や慈善病罹患者は他人からの賞賛に弱い。他でもない他人からの賞賛や注目が欲しいが故の病である。

昨日、テレビで彼女の「癌候補切除」に対してのまともなコメントがあった。「やるなら黙ってやればいい。」「そんな手術をしたくても出来ない人がほとんどだ(医療費が凄まじく高額なので)。」「本当に乳ガンや子宮癌で闘病している人の気持ちなんか彼女は全然理解できていない。」真っ当な意見だと感心してしまった。そりゃ子宮癌で苦しむ人の気持ちが理解できるわけないよ、自分を見てほしいだけだから。

こういう状況を見ていて皆目理解できないのは夫や親族がなぜ彼女に「おまえが本当に怖いのは癌なんかじゃなくて別のものなんだ。そういうことの分かる専門家の助力を仰ぎなさい」こう言えないのか?取り除くのは体ではなく心の病だとなぜ教えてあげないんだろう?
彼女の身内というのはそんなに薄情なのか?それとも無知なのか?どちらにしてもこの異常さを治療しない限り際限なく「切除癖」はエスカレートするだろう。

素人考えだけれど、これは形を変えた自傷行為じゃないのかという気がしている。最後には毛と爪以外は全て切除するんだろう。毛と爪だけ残ればもうガンの心配はない。でもやっぱり不安はなくならない。この人の異常さが癒されない限り毛と爪以外の全て切除しても恐怖は消えない。さあそのとき彼女は何を思うんだろうか?
スポンサーサイト
  1. 2015/04/10(金) 08:41:20|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

前回の続き

その後、黒人差別騒動について何人かのアメリカ人(白人)に意見を聞いてみた。共通するのは、ありゃやりすぎだ、ということ。ビデオで流れていた歌は音声が悪かったこととニュースだとピ~が入っているので核心部分が聞き取れないとのことだった。でも聞くまでもなくみんな予想はしていたらしい。一人だけ聞きとれ人がいたので教えてもらった。

テキサス出身の女性によると、閉鎖されたフラタニティーで可哀想なのは無関係な上級生だそうだ。問題を起こしたのはほとんどが1年生。フラタニティーが閉鎖になったので無関係だった上級生まで全員が組織から追い出されたらしい。今後、同じ団体への登録が出来ない永久追放。

日本で言うなら運動部員の犯罪行為で無関係な学生までまとめて活動できなくなるというやつの強力版。アメリカでは通常は運動部員が捕まっても部全体が対外試合禁止なんてことにはならない。

大学生が薬物で有罪判決を受けても処分されなかったケースを知っている。それは大学の責任ではなく個人の資質に由来する問題だから。でも黒人差別だと問答無用で最も厳しい処分に処する。しかも今回は公式に認められた団体での活動中の出来事なので個人責任では済まないということらしい。じゃあ運動部も同じなんじゃないの・・・

もう一人、彼は30代後半の白人で敬虔なキリスト教徒。途中から黒人差別に敏感なアメリカ社会の矛盾の話題になったのでそこまで併せて会話の大枠を再現しておきます。

M:あのビデオなんて言ってるか聞こえたか?○○や□□は聞き取れなかったと言ってたんだけど。

D:あんなこと言ったら、ちょっとまずいよな。

M:聞き取れたん?

D:悪い言葉。

M:どんな悪い言葉?

D:言ってはいけない悪い言葉。

M:なんて?

D:(言い出しにくそうに)エヌアイジージーイーアール

M:それか、そりゃあかんな。アメリカ社会ってこの手の問題に敏感やもんな。

D:うん、向こうが言ってもお構いなし、でもこっちが言うとあかん。

M:アンフェアやわな。おれはずっとおかしいと思ってる。敏感すぎるよな。

D:そうそう。いかなる状況でも両者が対等に意見を言えればいいけれどそうはなってないから。それができてのfreedom of speechなんだけど。

M:おまえの言う通りや。そりゃ個人的に黒人が嫌いというのもあるからな。おれだって好き嫌いあるもん。黒人だからとかそういう理由じゃなくて受けつけないやつおるもん。今回のはありゃやり過ぎだけど、個人的な好き嫌いすら公言しにくいもんこの社会は。

D:そう。

M:必ず叩かれるもんな。

D:そうそう。

M:ああいう連中のことを日本では人権病とか人権マフィアって呼ぶんや。個人の意見表明すら差別だと言って商売してるのがいっぱいおるんや。

D:宗教的に受け入れがたい集団(これははっきりとは言わなかったけれどムスリムのこと)なんか受け入れられないから。

M:おまえキリスト教徒やんか、キリスト教を否定するような集団と仲間にはなれないわなあ。でもキリスト教(徒が運営する)の政府がどんどん受け入れてるもんな。せいぜいまく離れて別々に住む(棲み分け)くらいまでよな。みんな仲良くにはならんよ。おれらはよその人の神さんや信仰を否定しない。このコーヒーにもありがとう、この紙にもありがとう、なんにでも神仏が宿るのでなんにでもありがとうと言うように言われて育ったから他の人に他の信仰があることに違和感がない。だから日本人はトラブルを起こさないんや。一神教であるキリスト教徒から見ると変だと思うだろうけどな。

D:(キリスト教の)教義に反する人たちも受け入れられない(これはゲイのこと、ここでは同性愛者全般を指す)。(これもアメリカでは表立って批判しづらい。私は知り合いに何人かいる、いいも悪いも人の趣味なんで気にしたこともない。でも彼は教義に反するという理由で受け入れられないとはっきり言う)。

M:それ聖書に書いてあるらしいな。ウェストボロバプティストチャーチってあるやろ。

D:(ニヤニヤ)

M:あのオッサン、一年ほど前に亡くなったやろ。

D:うん

M: T(長男、彼もよく知っている)がな、フレッド・フェルプスが生きてるころに電話して話したらしいんや。

D:(大笑い)

M:「キミ、聖書持ってるか」「簡単なものならある」「それでいいわ」と言って聖書のどこを開け、そこにはこう書いてある・・・・とフェルペスは丁寧にゲイがいかにキリスト教に反するかを説明してくれたらしい。

D:(大笑い)

M:でもおれもTも彼らがやってるのは行きすぎた行為やと思うよ。Tに、反論しなかったんかと聞くと「学校のプロジェクトの一環でやったんで途中で電話を切られても困るので黙って聞いていた。でも彼は元々困った黒人を助けていた弁護士でいい人だったらしい。」(本人はフェルプスの過去にまで遡って細かくインタビューした)

D:ぼくもそう思う、あれは行きすぎてる。

そんな感じでしばらくの間アメリカ人の本音に近い話しを聞かせてもらった。freedom of speechと言いながら現実には強烈なタブーがある。長くなるので続きは別の機会に。
  1. 2015/03/13(金) 04:46:09|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3

人種問題

昨晩、子供から黒人をバカにするうたを歌って騒ぎになってる大学があるらしいで、と。
とりあえずは速報的に。

ニュースを日本語に直す余裕がないので簡単に言いますと、白人学生が黒人をバカにする歌で盛り上がったビデオが公の知るところとなって首謀者2人が除籍処分(次の日に)。

彼らの寮は閉鎖になり今日(発表の次の日)の深夜(midnightは、時間を正確には切らないけれど24時という意味で使う。営業時間9時からmignightだと9時から24時)までに私物を持って全員退去せよ、と学長命令。該当する学生たちは今ごろ授業どころではなく荷物の運び出しでてんやわんやでしょう。

詳細はこの辺りで。
USA TODAY

その騒ぎをおこした学生たちが所属していた団体がフラタニティーと呼ばれるもの。

その大学の学長のtwitterには「事実関係を調査して、事実であれば毅然とした対応を取る」と。結局首謀者の2人は除籍(expelなんで、叩き出す、という雰囲気かな。日本だと除籍?)フラタニティーと大学の関係は断絶して寮は閉鎖する、と。

アメリカの日常から見るとまあありそうな対応じゃないかと思う。この手のネタは(こういう反応が普遍的に正しいかどうかは別問題として)禁じて中の禁じ手だから学生側には言い訳の余地はない。

アメリカ社会の人種問題に対する姿勢はアメリカ社会を考える上でネタの宝庫なので日を改めて取りあげさせていただきたい。
  1. 2015/03/11(水) 05:26:34|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

お笑い

そりゃ眠いところ無理に起こされると不機嫌にもなりますわ。
何をやっているのかはこちらをご覧下さい。35秒から注目。
        
  1. 2015/02/07(土) 03:38:32|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

ムスリムの意見

日本ではムスリム(イスラム教徒)はまだまだなじみが少ない思う。昨日イラン出身のムスリムと話したので彼女の話してくれたことを少しだけ。
 
ISIS(Daesh,イスラム国と呼ぶのは適当ではないので)と名乗っている連中はムスリムじゃない。イスラムという名前を使うのは宗教にかこつけて自分たちを大きく見せたいから。99.9999・・・%のムスリムはまともな人たち。参加者が増えているというけれど18才くらいの無学な若年者がアドベンチャー気分で入っているだけ。

ムスリムはあんな(愚かな)ことはしない。(イラク北部の)イランとの国境付近にはDaesh支配地域があるけれどイラン陸軍が強力なので進入できない(来ない)。(言いたかったことは「混乱状態にあるイラクやシリアで暴れているだけで平常状態にある国相手に戦えるようなレベルにはない」ということだと思う)

話した感じから、Daeshはムスリムの感覚だと(日本の報道ではえらく持ち上げられているけれど)存在感は薄い。会話からムスリム社会における存在感の小ささが感じられた。誇張して言えば「ま~どこにでもときどき変わったやつはおるからな~、でも珍しいわな、あんなやつ」。
  1. 2015/02/06(金) 10:53:27|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5

価格破壊

コロラド州でマリファナが解禁になって以来この街では州内で栽培している売人の商売があがったりになったらしい。栽培の手間暇を考えると合法的に簡単に手に入るマリファナの安さにはかなわないらしい。栽培といってもなかなか手間暇がかかるらしい。これだけを聞くと夏にトマトを売りに来る農家と同じように聞こえてしまう。価格崩壊が起っても抗争が起こっていないのが田舎ののどかところ。

コロラドから隣接する州に売りに行くのがいるので警察が警戒している。隣接州で職務質問されてマリファナ所持がばれて逮捕された犯人がいかにも不満げに「コロラドナンバーと見ると片っ端から(警察は)停める」と。でもあんた不法所持してるやんか、なにえらそうなこと言うてるねんな。こういう笑い話が現実に起こっている。でも売買のいざこざで殺し合いになっていないのはいいことだ。
  1. 2015/02/05(木) 09:55:40|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7

ドイツ語

アメリカ人の多くは言語は英語だけで十分だと思っている。片言の外国語を知っているのはいくらもいるけれど外国語を習得するために要する努力の壁を越えるほどまでには外国語の重要性は感じないものらしい。まあここが田舎だから特にそうなのかもしれない。日本によくある英会話学校のような外国語の学校は街中では見たことがない。

最近アメリカ人の前でドイツ語の本の表紙と著者の名前を読む機会があった。いつも言葉では引け目を感じているんだけど彼らはアルファベットのドイツ語読みすら知らない。なんと言ってもこちらはドイツ語が読める、とは言っても2行読むのに辞書を片手に2時間はかかる。

まあ発音くらいはできるので英語とは発音の違う言葉を読んでみせた。日ごろはアメリカ人に発音を教えるなんてことがないので妙な感じがした。ドイツ語特有の音で英語では発音しにくいものがあることを発見。

でも彼らのすごいところは発音ができなくても文章の意味がなんとなく理解できる(人がいる)らしい。同じラテン語由来だといっても日本人が英語とドイツ語は似た言語だと思って勉強しようとするととんでもないことになる(なった)。

少なくとも日本人にとって英語と独語は別言語である。見ただけで、なんとなくでもその意味がわかるというのは恐れ入る。

英語というものが体に染みこんでいればその共通祖先であるラテン語を通して別方向に進化した兄弟について理解ができるんだろうか?この理解ができる理由については折を見てきちんと尋ねてみたいと思っている。
  1. 2014/12/04(木) 07:47:45|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:14

エボラなしナース人形発売

アメリカらしいやり方だと思う。例のエボラナース人形が売り出された。エボラなしナース人形かなりきついアメリカンジョーク。「ヒーロー」の人形を作る会社がホリデーシーズンに向けて。

この人形の写真を持って道行く人に、誰だかわかりますか?とインタビューしていた局があった。情報を操作したのかどうかまではわからないけれど、彼女のことを嫌悪してる反応ばかりだった。この会社が人形を作り、それを話題に取りあげた時点で人形会社とテレビ局の彼女に対する感情が悪いということはわかる。

前回書き忘れたけれど、彼女が自宅に戻ってから自転車で外出したことに対してホワイトハウスは「彼女が(検疫の)ルールを守らないことは支持しない」と表明していた。風向きが「意外にも」?自分の方には向いていないと気づいたのか。そりゃ選挙直前に身内に苦笑されるくらいだからなあ。

エボラナースとしては味方だと思っていたオバマに梯子を外された格好になった。あそこまで「selfish hero」(heroineではなく)として顔が売れてしまうとむしろ少しでも知り合いのいる土地の方がいいのではないかという気がする。彼女のことを報道でしか知らない人の方が対応が冷たいと思う。
  1. 2014/11/15(土) 05:10:40|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10

undefeatedのパーティー

このタイトルは、負けなかった、ということで次男のフットボールの全勝祝いのパーティーです。

昨晩6時から学校の食堂であり、どんなものか見てみたくてとりあえず参加してみた。保護者が寄付したお金でピザをどっさりと買い込んであり、その他には持ち寄ったジュース。

選手紹介で15分くらい、次の20分ぐらいは食べてその後は今シーズンのハイライトシーンを20分ほど観戦。

いいプレーだけまとめてあるので8年(中二)のプレーとは思えない。息子に聞くと主立った選手はみんな小さいころからやっている。中二にしてフットボール歴8年目なんて子もいるらしい。うちのは去年から始めたので2年目。あれなら上出来。

改めて並ぶと中二とはいえでかいのがいる。40人中5人ほどは180センチ以上あって、ひとりは190くらいある。ヒョロッと高いのではないから「でかい」。ヨーロッパから来る背の高い相撲の新人さんみたいな感じに見える。

体重も180センチ以上の子は80キロ以上はあるだろう。これで日本だと年齢としては中一と中二の集団。いったいどんな集団なんだ。

少し自慢なのは170センチ弱の次男があの中で一番脚力が強いということ。息子いわく脚力では負けないけれどあいつら(でかい連中)と当たるとやっぱり押される、と。でも試合での主力メンバーはでかい中の何人かだけ。一番の攻撃力は小柄な子と細い子と次男。小柄と言っても身長170センチ弱で体重70キロ弱で太っていない中一、やっぱり日本ではでかいと思う。

今年のチームはコーチも楽しかったと思う。見ていても試合がうまくつながるのがわかったし去年に比べて明らかに上達していた。その甲斐もあって全勝したのでコーチは髪の毛をブルーにしていた。子供達には大受けだった。

その帰りに見つけたのが壁に貼ってあった陸上の校内記録。100m男子最高記録が10秒78。この学校は8,9年(中2,3相当)の学校。日本の中学生記録はもう少し速い。でもこれって特に陸上が強いわけでもない田舎の小さな学校の記録。黒人の子、やっぱりバネが違うわ。
  1. 2014/11/13(木) 07:50:36|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

エボラ関連

日本でもニュースになったのでまだご記憶の方もいらっしゃるであろう話題。日本での報道が下火になってからもこちらではずいぶんと注目されていた話題で一区切りになったので触れてみたい。長くなったので興味のない方はどうかスルーして下さい。

10月後半、エボラ関係で連日報道されていたのがニューヨークの医師で国境なき医師団に参加して西アフリカでエボラ患者の治療に当たっていた通称エボラドクター。

彼は帰国後エボラを発症して現在も隔離治療を受けている。
これだけを読むと身の危険も省みずアフリカに渡って献身的な治療を行った博愛精神のかたまりのような医師に見えるかもしれないがとんでもない。

もう一人は通称エボラナース(メイン)、メインというのはメイン州在住ということ(エボラナースで検索するとテキサスで院内感染した二人の記事も引っかかる)。彼女はNYのエボラドクターとは別にナースとして国境なき医師団の医療を助けていた。これまた素晴らしい医療従事者に見えるかもしれないがこれもとんでもない。

エボラドクターは帰国時点では症状は出ておらず、自発的に検温をしながらエボラの潜伏期間と言われている21日間は「万一の感染に備えてウイルス拡散しないよう活動を自粛している」ことになっていた。

発症後の聞き取りによると自宅のある市内でボーリングやバーに行っていたことがわかりバーは閉鎖になった。
その後(どこが調べたのかは知らない、たぶん強制捜査権のある警察)クレジットカードの使用歴や鉄道のパス?の記録から、この医師が自宅付近のみで活動していたというのは全くのウソで市外にも出ていたことが発覚。しかもラッシュ時の地下鉄にも乗車していた。一気にニューヨークと隣接する市の市民は恐怖におののくことになった。

エボラナースは安全が確認されるまで病院に隔離されて健康状態をモニターされることになっていた。ところが2度目の検査結果が陰性とわかった後、強引に病院を抜け出した。いわく、隔離されていると人格を全て否定されているようだった、と。何が言いたいのか理解不能だった。

その数日後には自宅付近を「挑戦(ルールへの?)」と言いながら(同居している男といっしょに)自転車で一回り。近所の人たちはエボラの恐怖に戦々恐々。危なくて子供を外で遊ばせられないと言う人もいた。シェリフ(保安官)のところにはなぜあんなのを野放しにするんだ、早く隔離しろという電話が殺到したそうだ。そらそうだろう。さすがに脳天気なアメリカ人も今回はそうも言ってられなかっただろう。よく撃たれなかったものだ。

映像で見たところ人口も少ない田舎町のようだからそういう挑発をされて住民は一致団結して彼女を忌避したんじゃないかと思う、これは想像。

同じころ大統領は「英雄を病院に閉じこめてはいけない」と西アフリカから帰国した医療関係者を隔離しないことを支持する頓珍漢な発言。英雄も何も公衆衛生の問題を政治ネタにするなよ。

さすがカーター、クリントンを上回るとの呼び声の高い大統領、中間選挙を直前に控えて共和党候補に強力な援護射撃。

投票直前のある民主党候補のコメントがストレートで笑えた「大統領があんなんじゃあねえ」(何もわかっていないという意味)と。民主党候補としては最前線で敵(共和党候補)と戦っている最中に最高指揮官に背中を撃たれた気分じゃなかっただろうか?大統領の努力の甲斐もあって?上下両院は目出度く共和党が過半数を確保。

この二人の医療関係者を見て二つの点で大きな危機感を感じた。一つ目はエボラドクターもナースも英雄気取りであるということ。

医療関係者ともあろう者が「西アフリカくんだりまでエボラ患者診に行ってやったんだからおれたちは偉いんだ」というとんでもない錯覚をしていること。

二つ目はエボラ患者を直接診てきた「プロであるはずの二人」がエボラの感染や検査について全く無知であること。これはテキサスで院内感染が起こったケースにおける「医療関係者の無知」よりもさらに深刻と言わなければならない。テキサスの彼女たちはエボラの専門家ではない。はっきり言うと素人。

まずエボラドクター、万一感染していた場合に全く無関係な人を巻き添えにしてはいけないという「人として当たり前の配慮」がなぜできないんだろう?危機管理の大原則は最悪の事態を想定すること。

医師という専門職にありながら「病気を広げないという当たり前のこと」に考えが至らない稚拙さ。さらに自分の行動範囲を虚偽申告した不誠実さ。仮に回復したとしてもこのように著しく知識も倫理観をも欠如した医師を専門職の場に留めるのはいかがなものか。

次ぎにエボラナース。彼女は医師ではなく「ナースだから知識が浅いのは仕方がない」なんて言い訳は通用しない。ナースは歴とした専門職。二度の検査で陰性だったからウイルスはないに違いないと平気で言うおよそ専門家としては考えられないような無知。

検査法の検出感度を知らないのか?PCRと呼ばれるDNA(やRNAを)増幅する方法で対象となる遺伝子、この場合はエボラウイルス特有の遺伝子配列を増幅、検出する。発症後の検査でさへも陰性となる場合があることは専門家なら(医療に限らず遺伝子を触れる者なら誰でも)知っていて当然の常識。仮に知識として知らなくてもそのくらいのことを予想もできない時点でプロとしては失格。

エボラの専門家がそういうことを知らないというのは野球選手が野球のルールを知らないのと同じこと、笑えない。フットボールのルールがいまだに理解できない私が「フットボールというのはなあ」と蘊蓄を垂れるのと同じくらいの低レベルな話し。フットボールとの違いはこちらは素人で彼らはプロであり人命に関わることなので笑い話では済まないところ。

彼女の身勝手な行動で田舎町の住民はパニックになった。警察に通報が殺到したことが何を意味するか?そのように無知無責任な医療従事者に今後自分の健康を預けられる人がいるだろうか?

さらにはこの愚かな二人の無知と身勝手でどれだけ多くの人が経済的損出を被ったか?安い給料でアフリカくんだりまでエボラ患者を診に行ったことは立派なことであって全ての免罪符になるなどと思っているというのは勘違いどころのバカではすまない。

まじめな心で患者の治療に当たるからこそ人はそれに感謝し賞賛する。国境なき医師団の理念は(実態はどうであっても)崇高なものだ。せめて表面だけでも取り繕うことができないんだろうか?いとも簡単に馬脚を現してしまった、お粗末としか言えない。

エボラドクターはまだ隔離中である。仮に回復しても待っているのは住んでいた住宅やバーなど大きな経済的損害を被った人たちからの損害賠償請求と失った信用。

今回は彼は感染の可能性を予見できる専門家であったこと、さらに二次感染の可能性を予見した行動を取りうる専門家であり、その注意義務を怠り不急不要な外出を繰り返した。損害賠償請求訴訟、勝ち目はないと思われる。もちろんこれは素人の感想だけど。額も半端じゃないだろう。

エボラナースはそろそろ潜伏期間の21日を過ぎるので晴れて自由の身になれそうだ。正しいと信じることを主張、実行したのであれば大手を振って街を歩けばいい。ところが彼女と同居していた男は先週金曜日に地元大学に退学届け(正しくは授業を落とす届け)を提出した。秋学期の授業がまだ4週くらいは残っているのとファイナル(期末試験)を受けられないので(届けを出さなくても)受講途中の科目は全て落とすことになる。そして来週には州外のどこかに引っ越すそうだ。あの書き方だと行き先に当てはなさそうだ。

街中の人を平気で混乱に陥れたんだからそんな無茶をする人のことは怖くて誰も触らない。これが平均的な反応だろう。

万一この街にエボラが入れば私がうちの家族の安全を守る指針を出すと家族には言ってある。子供の登校、欠席はこちらで最善と思える判断をするので心配はないと子供に伝えてある。少なくとも保健所よりはよく勉強している。これは家族の生命に関わることなので人任せの判断はしない。

誰でも自分や身の回りの人の安全を心配して万が一にも感染しないようにと考えているもの。その気持ちを逆なでするようなことを平気でしたのが彼女。報道も特に偏ってはいないものの彼女に対して「好意的ではない」ことはよくわかる。

「エボラナース」との見出しで彼女の身勝手な言動が連日報道されていたのでいまでは大統領よりも有名人。州外に逃げたところで知らない人はいない。お気楽なアメリカと言えそんな身勝手な人を雇う殊勝な組織があるとは思えない。これまた自分の愚かな言動に対して大きな代償を支払うことになった。

引っ越しをするということを記者会見したときの写真は心なしか冷静に見え不安そうにも見えた。病院を抜け出したときや、外出して住民や知事を挑発したときの不敵さは感じられなかった。英語にも覆水盆に返らずと言う諺はあるのだが・・・
男の方も折角大学に通っていたのに中途で辞めることになるのはもったいないことだ。

この二人の言動について私は非常に違和感を感じたので当のアメリカ人はどう感じているのかを尋ねてみた。彼、彼女たちも、あれはいかんだろうという見解だった。

エボラナースについては年齢的に近い女性の見解がわかりやすかった。ああいう(身勝手な)人(女性)はときどきいる、それが(身勝手なので誰も相手にしないので)糺されることもなく年を取り(身勝手さが)エスカレートする。そして大人になりますますおかしくなって(歯止めが利かなくなって)いく。彼女の言動はむちゃくちゃだ、と。

みんなこの件について概ね自分と同じような印象を持っていたことに少し安心した。いくら「自由」を声高に叫ぶ国であってもやはり彼らの言動は「自由」とは受け止められないようだ。私たちにとっての当然がときどき当然でないのがこの国の凄いところなので。
  1. 2014/11/11(火) 03:30:29|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

降参

ついさっきまで来客。日本のある国立大学の副学長をやってるKさんと職員の方が一人。仕事でこんな田舎にまで来たので私のところにも立ち寄って下さった。

同門で年長の方なので昔からの知り合い。会うのは10年ぶりくらいだったけれどえらく年を取られた感じがした。

当時は「Kくん、あのさあ、これはねえ・・・」と、もう嫌みいっぱいで角のあるものの言い方をされていた。生意気なこちらは負けじと虚勢を張ったものだった。それでもお互い年を取ったのか和やかなお話タイム(笑)

夕食はジャンクフードの会食があるらしくてそれに間に合うようにお迎えが来た。離れる直前に持参されたPCを開けて古い写真を見せて下さった。その方と恩師が二人で写っていた。お二人ともずいぶんとお若いころの写真だった。

「このまえ日本で(あった国際学会で)T先生のこの分野への貢献は大きいって話ししたんやで」と。間違ってもそんなことを言うような人じゃなかったのでびっくり。

暴れ者だった私が恩師にだけは無条件に従っていたのを誰かから聞いていたんだと思う。恩師にだけは特別な感情を持っていることを知っていての演出。Kさんやってくれるやんけ、こんかいはおれの方が参ったで降参や。

私にはこの上ない嬉しいプレゼントだった。
  1. 2014/11/06(木) 10:56:52|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

報道と噂

連続になりますが殺人事件の全容?です。

事件の次の日に息子が学校で仕入れてきた情報(噂ばなし)と警察の発表を比較しながら見てみます。

被害者は双子の兄弟の一人でもう一人の子は事件現場にいた、留置場に入っている。事件の時3人でカードゲームをしていて、なにかで犯人のスイッチが入って犯行に及んだ。これが子供からの情報でした。

この兄弟は息子よりは2学年上で聞こえよがしにドラッグの売買の話しをしていた「阿呆」らしいです。被害者と息子はほんの少しだけ面識があり、言葉を交わしたことがある程度には話したことがある、そうです。息子いわく、あいつら薬やってるバカ、どうせ薬の関係のお金かなにかで揉めたんだろう、と同情の言葉は全くなく冷めた見方。

そこで子供達の情報はどこから流れてきたんだという疑問が湧きました。一人は殺されもう一人は留置場、じゃあ誰がしゃべったの?双子のもう一人は犯人の仲間?

息子によると犯人のフェイスブックには神の声が聞こえて・・・といういわゆる「電波」について本人の書き込みがあると。

電波聞こえるんだったらschizophreniaやで、まちがいなく精神病やで。被害者もそんなん?

よく知らないけどそうではないと思う。あいつら単なるバカや。

警察の発表によるとこの兄弟ともう一人別の子が3人で同じアパートメントに住んでいた。双子のもう一人の子は犯行時には自宅にはおらずもう一人の子からの電話で犯行を知った。父親がハイウェイパトロールという前日の報道は間違いだったとの情報もある。

被害者たち3人が最初カードゲームをしていたのは警察発表にもあったので子供の噂は事実らしい。その後、もう一人の子は別の部屋?にいて、犯人はキリスト教関係のYoutubeを見ていた。突然興奮してさやから蛮刀を抜いて振り回し始め、人を刺す音がした(どんな音?)のでそちら(の部屋?)を見ると被害者が刺されて(深手を負って)外に逃げ出すところだった。その後殺された。

(過去に)害者兄弟は呪いの練習をしていたことがあり犯人はディープなキリスト教信者(敬虔なというニュアンスじゃなくて,はまり込んでいるという感じ)なので、その点(呪いの是非?)で対立があった、らしい。犯人は重度の薬物常用者で最低4人は人を殺したい、と言っていたらしい。警察も犯行現場で薬物の証拠があったので薬物の影響で錯乱した可能性についても言及。

もし犯行時間がずれて小学校の帰宅に合えば大変なことになった可能性がある。近所のメキシカンレストランの防犯カメラの写真が公表された。長い蛮刀を右手に持ってふらつくような感じで立っているのがはっきり分かる。よくそれ以上多くの人が殺されなかったものだと思う。

ここまでの情報を総合すると双子ともう一人が住む家に犯人が出入りしていた。そこは薬物中毒(常用者?)のたまり場のようだ。そこで犯人が蛮刀を振り回して双子の一人を殺した。

この犯人が薬物(この場合マリファナなんかじゃなく、たぶんメタンフェタミン)が身近なところで簡単に入手できるとこういう事件が増える。この子は元々精神病の重篤な患者だったのかもしれない。でも精神病患者の中で他害傾向を持つのはごく少数。この場合は薬物による精神病と考えるのが妥当じゃないかな。

日本でどの程度が報道されているかわからないけれど、薬物が原因の幻覚幻聴などの精神疾患は実は結構たくさんいる。ここら辺じゃコロラドに車で行ってマリファナを仕入れてきて捌くバカがいるらしい。息子によると被害者兄弟はその周辺にいたということなので息子の反応は冷たい。

非常に奇妙なのは加害者被害者共に家族、出身地、なにも発表されていない。被害者は市内の高校を卒業しているので市内の出身に違いない。犯人(白人)については今のところなにもリリースされていない。不思議な感じがする。
  1. 2014/11/04(火) 08:08:50|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

殺人事件(つづき)

昨日近所で起こった殺人事件について警察が発表した情報を地元新聞記者がツイッターで流していたので箇条書きにします。

犯人は20才(追加:職業不詳)、被害者は19才で州内のコミュニティーカレッジの学生でお互いは知り合いだった。犯行には銃器ではなくマシェテ(蛮刀)が使われて首が切断されていた。警察への通報は犯人と近所の人から複数入った。血の付いた蛮刀をぶら下げた犯人が歩いているのを住民が目撃した。犯行現場は犯人か被害者のどちらかが住んでいた住宅、一面血の海。犯行動機などはまだ発表なし。

犯人はイスラム教徒らしいが今回の犯行は「イスラム国」の影響は受けていない模様。これまでから殺人願望があったと。被害者の父親は州のハイウェイパトロールに勤務しているがこれと犯行には関連はない。犯人は違法薬物をやっている可能性がある。しかし話していることに矛盾はなく取り調べにも状況をきちんと説明をしている。

犯人の写真をアップしようかと思っていましたが、見るからにヤク中でいかれている顔をしているのでやめにしました。どうしてもという方はお知らせ下さい。なかなか印象的な基地害顔なので記憶に残り夜中に一人でトイレに行きたくなくなります。

殺人願望があって蛮刀で首を切り落とす。薬物の影響なのかもともと基地害なのか?どちらにしても非常に危険なやつです。
通報があった2:45は小学校が終わる時間。3時過ぎにはうちの子供も含めて近所の子供達が1ブロック西側のバス停でバスを降りる。犯行現場の並びに住んでいる子供達もいるので犯行があと30分遅れていたら血だらけになった蛮刀をぶら下げた基地害と子供達が遭遇してた。そう考えるとゾッとする。
  1. 2014/10/31(金) 09:18:37|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10

殺人事件

今日の午後、自宅のある住宅街で銃撃による殺人事件があった。男性一人が死亡、男性一人の身柄を拘束したと。

職場に電話が入って、知ってるか?と。仕事してるんやからそんなん知ってるわけないやんか。

自宅は200軒くらいの住宅地のまん中付近にあるんだけどその東の端で起こった。警察は明日朝に追加情報を出すとのことなのでまだ細かい事情はわからない。

その同じ並びには三男の友達の自宅がある。報道によるとこの街での殺人事件はちょうど2年ぶりだと。確かに平和な街だと思う。
  1. 2014/10/30(木) 08:51:40|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10

南北戦争(きみだいじょうぶか?)

最新の実話です。
高校の世界史の時間に先生が南北戦争の説明をしたら
黒人生徒「南北戦争なんかしなければよかったんだ!」

別の生徒「南北戦争がなかったらおまえはまだslave(奴隷)のままだぞ?」

黒人生徒「・・・」

敵と味方の区別すら付かないほどの無知はやっぱりまずいよ。
  1. 2014/10/16(木) 05:34:56|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:16

またまた(エボラ)

比較的身近なことなのでエボラの話題が気になってしまいます。リベリア人のケアに当たった病院の職員の感染が確認されて、けさで2人目。

患者から医療従事者が感染するのは気の毒な話しなんだけど、起こるべくして起こった感が強い。幸いなのは症状が出はじめてすぐに十分な医療を受けられていること。なくなったリベリア人の場合はかなり重篤な状態になってからの来院なので病院としては有効な対応はなかったと思う。

なぜ防護服をつけながら感染したのか?最初はこのあたりが全く表に出てこなかった。きのう見たらどうも対エボラの防護に関する教育訓練をしていなかったようだ。エボラが来るんじゃないかという時点で関係する職員全員に講習を受けさせるべき。

アメリカでは危険な可能性のあるものを扱う職場(危なくなくても可能性があれば)では講習が法律で義務づけられている。私たちもいろんな講習を受けてきた。最寄りの警察署の警官による、銃撃事件への対応、なんてのもあった。

病院で最も危険な感染性の病原微生物(広義の)に対する講習をやっていないのは信じられない。テキサス州では義務がないんだろうか?そんなわけないと思う。

有効な治療薬がない現状では広めないことが最大の予防法なのでエボラの発生地域からの渡航者を一時的に拒否するべきだ。きょうそのことを、個人の見解、と断って話してきた。これといった反論はなかった。インフルエンザのような空気感染はなさそうなのでまず感染者の移動を制限して隔離すること。沈静化するまでは広げない。

きちんと訓練された医療チーム、物資と警察力になりうる軍を先進国が送って西アフリカの発生地でのこれ以上の感染の広がりを食い止める。この国の大統領は脳天気なのか目出度いのか、渡航禁止にしないと言ってる。そんなことで大丈夫だと思っている時点で対岸の火事視しているのがよくわかる。

今回の医療職員への感染は起こるはずのなかったこと。綺麗事ではなく実効性のある対応をしないとえらいことになってしまう。現に、エボラ患者への人工透析は拒否すると公言する透析技術者まででてきた。アメリカ人のおおらかさ、長年平和風呂に浸かって緩んだ脳ミソ、美しい隣人愛の真価が問われるときなんじゃないか。

一般論で言うとウイルスやバクテリアはコピーを作るときに変異が起こるので感染が拡大すると変異速度は上がることになる。エボラはRNAウイルスといって遺伝情報はRNA。こういうのは変異確率がすこぶる高いのでたちが悪い。変異させないためにはコピーを作らせないこと。すなわち拡散を止めること。

インフルエンザの時の学級閉鎖と同じことで、地域閉鎖する。そこへは訓練された専門家と軍隊が入って医療と周辺の補助を行う。医療従事者の間では、この二人目の感染で動揺が走っている。2人目の感染者は発症の前日に飛行機に乗っていたので、同じ便の乗客の状態も監視するとのこと。広げない方策をもっと真剣に考えてほしい。
  1. 2014/10/16(木) 05:34:30|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

アメリカ的

エボラ患者死亡で気になったので昼食を食べながら少し調べてみたら、USA Todayの少し前の記事ではこの患者は空港での検疫のための質問に嘘を付いていたとあった。

日本人の多くの人の常識とは全くちがう常識の人が日本以外では普通。

The guardinanの、これまた少し前の、記事によると体調不良で行った病院ではリベリアから来たと言ったにもかかわらず、大したことのないウイルス性の病気、ということで隔離もされず帰宅して、2日後に入院となった。

(はっきり書くけれど)低所得層の人が病院に行く時点でかなり重症、しかもそれから事実上2日間放置されたんだからそりゃ状況は厳しい。ただどちらにしても病状はよくなかったように思う。

ここらでも作り話のような笑えない話があって、細菌感染症に罹ったときに病院に行かずに熱帯魚などに使う抗生物質を買って飲む人がいるらしい。値段が安いから。これは実話、信用できる複数の人から聞いた。

この病院の対応はもうアメリカ的すぎ。マンガのおぼっちゃまくんに出てきたおもしろいキャラの、びんぼっちゃま。前から見るといい服を着ていて、後ろはなにもつけていない。国挙げてエボラ対策!と言いながら末端職員はどこ吹く風。目の前のエボラ患者に、大丈夫だからね、と。こういう笑えないことが本当に起こる。

だから病院に行って少しでも気になることがあったら徹底的に医者に質問する。アメリカはこれでも先進国。低開発国ならこんなもんでは済まないから。
  1. 2014/10/09(木) 02:56:40|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

速報(エボラ)

最新のニュースによるとテキサスのエボラ患者が亡くなった。ウイルスに対する対応は難しくてもアフリカの現地とは比較にならない環境なので致死率は下がると思っていたので驚いた。

きのうもダラスに住む人とこの話をしていたけれど、楽観的な見方だった。栄養状態などが病状に大きく影響するだろうと考えていたけれどそれくらいでは済まないのか?

昨日、彼は入国後に発病したから、高度な医療が受かられるので、ラッキーだった。発病が現地だったら命はなかっただろうなどと話してた。てっきり回復するものだと思っていた。お亡くなりになったDuncan氏のご冥福をお祈りします。
  1. 2014/10/09(木) 01:55:54|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

学校からのお知らせ(つづき)

学校からのお知らせを受けて子供と少し薬物について話した、というよりももう少し突っ込んで現状を聞いてみた。

「今年、8/15から、もう5回DrugBusterがあった」DrugBusterというのは授業中に警察が薬物探知犬を連れて生徒のロッカーに薬物がないかを捜すこと。

二月足らずで5回というのは確かに多い。この期間に2人逮捕された。一人は薬物で一人は喧嘩。ミドルスクール以上の学校には警官が常駐しているのでなにか起こればすぐに取り押さえられる。

下の学年、日本の高校一年生、に悪いのが多いらしい。向精神薬や睡眠薬など処方箋の必要な薬を市価よりも高値で売買している。マリファナの取引も。そういう連中の近くに行くと大きな声でどこで売ってる、いくらで売るや買うや、そういうことが聞こえるらしい。聞こえるようにやるのはやはりだいぶ頭が悪い

警察もその気になればいくらでも逮捕できるけれど小物に構っている暇がないので市内や周辺での取引は放置に近い状態らしい。確かに証拠を固めるために時間をかけて捜査、なんてやり出したら一体何人の警官が必要になるんだろう。

「こんな(小学生の弟を指して)時だと薬物はいけませんよと言われると止めるかもしれないけどミドル(スクール)以上だと学校で言われても、親に言われても、ハイそうですか、でおしまいや。やるやつは分かってやってるから。」

その悪ガキたちは他にもトラブルを起こすらしい。廊下で息子に「そこどけよ!」とやったらしい。本人は(かなり)ムッと来たので「なんでどかなあかんのや?」
ところが息子が素の顔で、おまえ頭大丈夫か?と言いたくなるような切り返しをしたのでそれ以来、悪ガキたちは息子には全く近寄らなくなったらしい。笑えるような笑えない話。
  1. 2014/10/08(水) 07:30:36|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

学校からのお知らせ

学校からの連絡でe-mailが来る。今日は高校からのお知らせ。

最近、本校では薬物の関係した問題が連続して起こっています。添付資料を参考にして子供と薬物はいけないんだという話し合いをする時間を持って下さい、と。

添付にはいくつかの薬物乱用に関する資料。薬物の危険性と乱用率などの資料があった。
これはそこからの転載。12年生というのは日本の高校3年生。マリファナの使用経験者が36%、妥当な数字だと思う。よくない地域だとこんなもんじゃない。
      薬物乱用
オレンジは市販されている薬(処方箋薬も含む)、青色は市販じゃない=いかがわしいOR違法薬物。

驚くのは下から二つ目のコカインの2.9%。この数字をそのまま適用するとここの高校だと10人もコカイン経験者がいる計算になる。さすがにそれは多すぎる気がする、まあここは呑気な田舎だからかな?

息子もマリファナを勧められたことがあると言っていたし、友達には半常習者もいる。ちなみに息子の彼女も過去にマリファナを吸ったことがあるらしい。

日本なら、とんでもないバカヤロウの集まった高校であったとしても、もし数人でも薬物をやっていたらどんな大騒ぎになるか?

市販薬や日本で言う脱法ハーブまで含めると相当数の高校生が薬物経験者、もしくは常習者ということだと思う。私の周りにももちろん吸ってるのもいるし、経験者もいる、有罪判決を受けたのも、有罪になって職を失ったのまで。

私はとくに危ない交友関係があるわけじゃない。外国人で言葉が不自由で限られた範囲しか交友関係のない私でさへ周りを見るとこれくらいは薬物経験者がいる。

高校から届いたお知らせには、処方箋薬の乱用について書いてあっただけ。でも実際に学校内でマリファナも出回っている。メス(メタンフェタミン)も町はずれまで売りに来るやつがいるらしい。

平和で呑気な田舎町でさへ、このくらい薬物が蔓延しているので大都市周辺で治安が悪ければもう比較になんかならないと思う。これはアメリカの学校の現実。日本と比較なんかできない。
  1. 2014/10/04(土) 08:44:11|
  2. アメリカ暮らし
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。